FreeScan Libre 機能概要

赤外線Rapidモード

VCSEL（平面発光レーザーモジュール）を用いて対象物にパターンを照射し、プラントや建築物などの巨大構造物、発掘現場文化財など広範囲を高速スキャンします。対象物との距離が近づけない場合もこちらのモードが最適です。

赤外線Adaptiveモード

対象物にマーカーを貼り、38本の赤外線ラインレーザーによって高速にスキャンします。車のボディ、船舶や航空機のエンジン、その他機械構造物の測定に最適なモードです。光沢や黒色のスキャンも問題ありません。
※マーカー位置合わせのみ、カラーテクスチャ取得不可

HDスキャンモード

101本のブルーラインレーザーにより、最高解像度0.05mmで対象物を詳細スキャン。アルミやステンレスといった金属加工パーツを正確にスキャンするのに最適です。
またブルーレーザースキャナとして初のカラーテクスチャ取得可能モデルとなり、色情報を含むデジタルアーカイブでも活躍します。

本体の電源を入れたその場からスキャンが可能。ハイエンドグラフィックカードが面倒なPCとのケーブル接続を不要とし、現場での作業時間の大幅な効率化が可能です。
※移動毎にキャリブレーションを推奨

スキャンスタート時に対象物に応じたスキャンモードを選択します。すべての設定が分かりやすい階層メニューになっており、スキャン中でもモード変換や設定変更が自由自在です。

赤外線からブルーレーザーまで、3つの光源を搭載したことで幅広い目的や材質に対応します。黒や光沢面といった従来難しかった対象から、人物・人体などのスキャンもフルカラ―でスムーズにスキャン可能です。

デバイスにはたった一つのボタンだけ。細かい設定は高解像度・高輝度モニターのタッチスクリーンで、スマートフォンの様に直感的に操作が可能です。明るい野外での操作も問題ありません。