EinScan-HX2 / H2 (インスキャン)

目的に特化した双子のハンドヘルドスキャナ
ハンドヘルドスキャンに特化した「EinScan HX2/H2」。固定スキャン機能を省きハンドヘルドに特化したことで、一度にスキャンできる面積が大幅に拡大。その結果、従来機種を凌駕する圧倒的なスキャンスピードを実現しました。
EinScan HX2はブルー光とブルーレーザーを、EinScan H2は通常光と赤外線プロジェクターをそれぞれ内蔵したことで、いままで3Dスキャンすることが難しかった局面を劇的に改善。さらに両機種ともカラーカメラを標準で内蔵しているので、詳細な形状とリアルな色情報を同時に取得することができ、VRやCG、デジタルアーカイブ用途にも最適な3Dスキャナとなりました。ユーザーフレンドリーなソフトウェアと、従来機種のユーザビリティを持ち合わせいているので誰にでも簡単に高精度・高画質のカラー3Dモデルデータが身近なものになりました。
EinScan-HX2 主な特徴
ラピッドスキャンモード

青色LEDをプロジェクター光源としたことで、従来難しかった黒や光沢のある対象物がスムーズにスキャン可能になりました。 また、プロジェクター投射範囲が広角になり絶対的なスキャンスピードが向上。また、カラーテクスチャも同時にスキャン可能なので小型から大型の文化財などのアーカイブにも最適です。
レーザースキャンモード

複数のブルーラインレーザーを対象物に照射することでメッキなどの反射物もスキャンできるようになりました。対象物にマーカーを貼り最高 0.04mmの分解能で高精度にスキャン。自動車など内外装はもとより、内燃機関などの金属パーツなども正確に、しかも短時間でデータ化することができるようになりました。
EinScan-H 主な特徴
ラピッドスキャンモード

白色光源から対象物に照射されるパターンを読み取り、大型対象物を高速にスキャン。対象物との距離を調整することができるので対象物の大きさに対してフレキシブルに作業効率が向上。また、軽量ボディとエルゴノミクスデザインにより、長時間の使用でも疲労が各段に低減しました。
人体/ フェイススキャンモード

赤外線を光源とすることで、従来難しかった人体の髪の毛をスキャンすることができます。また、静止が難しい人体スキャンも、独自のアルゴリズムによる強力なトラッキング性能により対象者の多少の動きも補足して初心者でも簡単に人体スキャンが可能になりました。
製品スペック / 価格
スキャンモード | EinScan-HX2 | EinScan-H2 | |||
ラピッドスキャン | レーザースキャン | 白色光モード | IRモード | ||
3D精度(最大) | 0.05mm | 0.04mm | 0.05mm±0.1mm/m | 0.1mm±0.3mm/m | |
ポイント間隔(3D解像度) | 0.25~3mm | 0.05~3mm | 0.02 – 3mm | ||
シングルスキャン範囲 | 420×440mm | 380×400mm | 420×440mm | 780×900mm | |
光源 | LED | 13本のブルーレーザー | 白色LED | 赤外 | |
対象物との距離 | 470mm | ||||
被写界深度 | 200~700mm | 350~610mm | 200~700mm | 200~1500mm | |
テクスチャスキャン | 可能 | なし | 可能 | ||
出力フォーマット | OBJ / PLY / STL / ASC / 3MF / P3 | ||||
本体重量 | 745g | 731.1g |
動作環境
OS | Windows 10/11 64bit |
CPU | corei7-12700 以上 |
グラフィックカード | NVIDIA GTX3060以上 |
メモリ | 32GB 以上 |
インターフェース | USB3.0 |