Geomagic Design X
履歴ベースのCAD機能と、3Dスキャンデータの処理機能を融合した
業界唯一のリバースエンジニアリングソフトウェア
Geomagic® Design X™は、高精細化が進む3Dスキャニングデータ、CTスキャンなどから生成されるメッシュデータ等を編集し、フィーチャーベースのCADモデルを作成することができるソフトウェアです。測定しにくい有機的な形状にもフィットする面を作成できるため、より目的に近い形状をあらゆる情報から抽出し、効率よく3Dデータ化することが可能です。
さらにスキャンデータ処理をパッチ処理よって自動化することで、より簡単に多くのデータを処理することができます。
リバースエンジニアリングは、ここでは現物がある製品(既存製品)や、製品のクレイモデルなどから3Dデータ・図面などを作成し、CADで読み込めるデータを作成する手法を指します。 3Dスキャナを活用したリバースエンジニアリングは、短期間で精度の高い設計・製造に繋がります。
Design Xはソリッドモデリング、先進のサーフェス変換、メッシュ編集および点群処理が一つのプラットフォーム上で統合されたソフトウェアです。
主な特徴
- 様々な3Dスキャナの直接制御ツール
- Geomagic Captureスキャナとのフルインテグレーション
- ポリゴン、点群からCADまで60以上のファイルの読み込みをサポート
- 大容量点群データの位置合わせ、編集、メッシュ変換に対応
- 穴埋め、スムージング、最適化、再ポリゴン化の他、直感的なブラシツールなどのメッシュ編集機能群
- 3Dスキャンデータから自動でフィーチャーベースのソリッドやサーフェスを抽出
- CADで実施するのと同じ要領でのソリッド・サーフェス作成
- スキャンデータとソリッド・サーフェス・スケッチの偏差や品質を自動で確認できるAccuracy Analyzar
- 代表的なCADへフィーチャーベースのデータ出力をサポートするLive Transfer
- 有機的な形状を高精度なCADモデルに変換する業界最高レベルの曲面変換
- あらゆるCADやポリゴンの中間ファイルをサポート
- Keyshotによるリアリスティックなレンダリング
動作環境
サポートOS | Windows®7(64bit) / Windows®8(64bit) / Windows®10(64bit) ※パラレルを含む、仮想環境を使用した構成はサポートされていません。 |
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CPU | Intel® / AMD®プロセッサ クロックスピード2GHz以上 推奨:ハイパースレッディング対応、クロック周波数3GHz以上 |
メモリー | 最小:8GB 推奨:16GB以上 |
ハードディスク | 30GB以上 推奨:256GB以上の空き容量を持つSSDまたは10000RPM以上のHDD |
ディスプレイ | 最小解像度:1280×960 推奨解像度:1280×1024以上の解像度、32bitカラー |
グラフィックカード | OpenGL4.0以上に対応する単体のグラフィックカード (※オンボードグラフィックスを除く) 推奨:2GB以上のRAM搭載のNVIDIA® Quadro® またはGeForce®シリーズ |